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柘植元一教授企画楽器展
 「ひびき・かたち・そざい――東西の改良楽器をめぐって――」
会期: 2004年10月21日(木)〜11月3日(水)
休館日 月曜日
会場: 東京藝術大学大学美術館陳列館
開館時間:10:00−17:00(入館時間は16:30まで)
観覧料: 無料

 「改良」とは文字どおり、短所や欠点を改めてよくすることである。 楽器の歴史をふりかえってみるとすぐに気づくことだが、改良の試みは、演奏家や楽器製作者によって常におこなわれてきた。 したがって世界のすべての楽器は、大なり小なり改良楽器であるとも言える。 しかし、今回この展示でとりあげた「改良楽器」は、以下にあげる特別な視点から見た改良楽器の特集で、 これらを「改良」前の楽器と比べてみるという試みである。

・音楽取調掛作成楽器を含む教育用楽器
 明治十年代に提唱されさかんにおこなわれた各種の改良運動の一環としての「改良楽器」が対象。 明治12年(1879)に設置された音楽取調掛では、長唄など歌詞改良を中心とする俗楽改良が推進され、 和楽器の改良もいくつかこころみられた。
 展示例:改良胡弓、改良月琴ほか

・近代化とコンソート
 非西欧諸国で